パパ美容師ブロガーのヨシです。
少しづつ話題になっているスライド式家計簿を知り、我が家も目からウロコ。シンプルだけど誰も思いつかなかった発想って、ホントに賢ですよね。
1年間実践してみて、我が家のやり方に加え、メリットとデメリットが見えたのでお伝えします。
このスライド式家計簿が、どのような方に特にオススメかというと、
ポイントは、生活費が高い家庭(子育て世代など)になればなるほど、得られるバックも多いということ。
節約により生活水準を下げるというというよりは、メリハリをきかせた生活をするイメージ。
我が家の場合は、少しリッチに旅行したいね!ぐらいの感覚で始めました。いざ始めてみると、意外とすんなり馴染む事ができました。
そもそもスライド式家計簿って何?わかってるつもりだけど、合ってるのかな?って方は是非ご参考にしていただけたらと思います。
スライド式家計簿は「ボーナス家計簿!」 我が家は8ヶ月で15万円手に入れる
我が家はこれで成功した!スライド式家計簿のやり方
ここからは実際にどのようなやり方をしたか解説します。
①運転資金として5万円を準備した
まず5万円をランニング資金として準備。我が家は第1回のコロナ給付金を使いました。5万円の内訳は、
②クレジットカード払いと現金払いを洗い直した
数万円の大きな支払いも、現金に余裕があれば極力、現金で済ませてしまいます。
ポイント欲しさや便利さに負けてクレジットカードで支払うクセを無くし、とにかく後に支払いを回さないのが基本的な考えです。
なので、スライド式家計簿を始めるに当たって、カード払いと現金化する項目を分けました。とはいえ、我が家もクレジットカードを全く使っていないわけではありません。
クレジット払いを継続したのは主に以下です。
クレジットカード払いを継続した項目
毎月の光熱費や固定費、通信費はクレジットを継続。当然といえば当然ですね。わざわざ現金で支払うのが困難なものはクレジットです。
後述しますが、銀行引き落としも別であります。
クレジットカード払いから完全に現金化した主な項目
③現金化するうえでのオススメの項目分け
我が家はまず、現金化する項目を「食費と、小口」に大きく2つに分けました。
・日用消耗品・娯楽費・家族での交際費
など。35日間で予算を立てていきます。余る月もあれば足りない月もあるので、均等に均して(ならして)平均化します。
少数派かもしれませんが、僕はボーナスがありません。基本給プラス歩合の仕事だからです。
ご褒美欲しいよね…なんて言ってる時にスライド式家計簿と出会い、奥さんと一緒にボーナス無いなら作っちゃおう!というノリで始めました。
スライド式家計簿をしようと思ったキッカケ
✔カード払いに毎月追われていた
2020年10月 | 2020年11月 | 2020年12月 | |
---|---|---|---|
カード使用額 (得たポイント額) | ¥181,295 (¥1,492) | ¥200,444 (¥1,684) | ¥220,639 (¥2,156) |
ポイントもらえるし…って理由でほぼほぼクレジットでの支払いをメインにしていた我が家の支出。これとは別に、住宅ローン・光熱費・教育費は銀行引き落としなので、貯蓄は残ったらしよう…っていうカツカツ生活でしたね。
2021年10月 | 2021年11月 | 2021年12月 | |
---|---|---|---|
カード使用額 (得たポイント額) | ¥71,685 (¥608) | ¥67,116 (¥646) | ¥81,574 (¥695) |
続いて、今現在のカード払いの金額。
1/3程度カード払いを抑える事ができています。
たかが数百円のポイント欲しさ(オンリーではありやせんが…)にかまけて、クレジットカードの沼に落ちていた我が家です。
✔使途不明金(浪費)をなくすため
我が家の場合、ヨメ子が働き(パート)に出るようになったのに、お金がほぼ残らないという惨事に。収入が増えているはずなのに、なぜ残らないのか?を考えてみると、
ズバリ!クレジットカード払いの常習化です。皆さんも心当たりありませんか?「翌月払い」の落とし穴はクレジットにあります。
ポイント目当てでカードを使い、いつどこでいくら使ったのかを「なんとなく」で把握している場合は危険。
✔ボーナスを自分で作るため
実際にやってみた感想
最初は「何をスライドすんの?」って感じでしたが、いざやってみると凄く合理的でメリハリのきいた生活スタイルになったと感じます。
ついつい浪費しがちな時ってこの「メリハリ」をなんとなくで捉えがちで、
★安いから買おう…が連発してる時はやはり危険です。
一回の給料で35日をやりくりするので、感覚的に「うわっ…まだ支給(小遣いなど)まで数日間もある…」
ってなってましたが、2ヶ月目からは慣れました。それよりも忘れた頃にプチボーナスがある方が嬉しかったです。
スライド式家計簿のメリット・デメリット
メリット
35日(7日 × 5週間 = 35日)に慣れると自然と”節約体質”になる
一回の給料での35日やりくりに慣れると、不思議とそのように生活が馴染んできます。気合を入れなくても、やってやれない事はありません。
ギスギス・ケチケチしてはなりませんが、頑張らなくても自然と節約意識になります。
「ボーナス」が目一番の当てなのは変わりありませんが、それ以上に日々の出費を35日に慣らせることで、自然と節約体質になったと実感しています。
デメリット
1回目のボーナスまで長い!
一回目までのボーナスを乗り切ると、その後は勢いで35日家計にも慣れていきます。それまでに心が折れてしまう方もいるかもしれません。
頑張って目標を立て、せっかくなら節約しよう!ぐらいの、のほほんとした気分で始めてみましょう。
とにかく、一回ボーナスを受け取ってみていただきたいです。すっごい嬉しいので(笑)
クレジットカードが主体の家庭は「現金化」する項目が必要
気づきと注意点
「ギスギスして余裕なし…」原点を見失うべからず!
本来スライド式家計簿はメリハリをつけて節約し、お金のことを考え、残ったお金を楽しく使うためのものではないでしょうか。
なので、お金を残すために日々の生活がギスギス・ケチケチするのは本末転倒。スライド式家計簿はお金を楽しく使うために節約をしやすくする、1つのツールなんだろうな…と感じました。
支配されないように注意しましょう。
一度我が家もそこに飲み込まれそうになりました。。
スライド式家計簿を継続するコツとは?
イレギュラーな予定に合わせて、予算は変動するものです。春先や季節の変わり目、長期休暇がある月は出費も多くなります。あまり切り詰めたギリギリの予算だとギクシャクして楽しめません。
赤字月だって出てくる可能性もあるので、そこで「あぁぁ…失敗した…ダメだ…」なんて罪悪感を感じる必要はありません。
節約ってこの罪悪感で失敗に終わってしまうことが、意外と多いんです。
つまり長期で見て出費は惜しまず、締める所は締める!のメリハリをとにかく意識しましょう。
年に2回がボーナスではありません!
地味に陥ったのがここ(笑)賢い人は分かると思いますが、我が家は6か月に一度ボーナスがあると思っていました。気づいてませんでした…お恥ずかしい。
35日の間に給料日が2回入っている月が「ボーナス月」になります。くれぐれもお気を付けを。
まとめ
最後までお疲れ様です。まとめに入りましょう。
お金の使い方をきちんと学んでこなかった我が家は、スライド式家計簿を切り口に、真剣に使い方を考えるようになりました。
お金って奥が深く、ない時の方がよりもっと!使いたくなるものです。しかし今、我が家は心の虚しさを埋めるための出費はほぼ!ありません。
必要なものを必要な時に買う、そしていつでも買える!と思うと浪費は明らかに減ります。
その為には、やはり手持ちのお金は必要です。金額は人によって違いますが、少しの余裕がもてる金額をスライド式家計簿で手に入れていただきたい!
皆さんにも一度ご体験いただけたらと思います。
最後までありがとうございます。
おしまーいっ!
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